InfiniCloudのSolarisプライベートクラウドは、Oracle Solaris 11を利用した冗長度の高いクラウドシステムです。
右は弊社システムの簡略図です。
仮想サーバを収容するホストサーバ(物理サーバ)が複数台存在しています。どれか一つのハードウェアが破損したとしても、別のハードウェアから仮想サーバを起動することができます。これによりサービスのダウンタイムをなるべく短くすることができます。
仮想サーバのネットワークと仮想化インフラ層はIP的に分離。IP的な接続をなくすことで、どれか一つのサービスサーバがクラックされたとしても、他のサーバに伝播しない構造になっています。
ストレージサーバに設置されたディスクはダブルパリティよる冗長化、このセットをさらに2重に冗長化し、どちらか一つが破損してもサービスが継続できるようになっています。さらに物理的に離れた別拠点にデータバックアップのためのストレージがあることで、プライマリデータセンター(東京)が自然災害によって破損したとしても、セカンダリデータセンター(京都)にデータ保持しています(現時点ではサービスの恒常化をめざした物ではありません)。
これらクラウドのインフラは、InfiniCloud クラウドファブリックのほぼ全てのサービスで利用されているため、VPSも、クラウドも、WIKIPLUSも、プレミアムWEBサーバーも、全て同じ冗長度を保っています。