プライベートクラウド比較表
Solaris SPARC Private Cloud | VMware Private Cloud | High Response Private Cloud | |
特長 | Solarisで作成された従来の資産のクラウドでの利用が可能です。 | 可用性と冗長性が高いクラウドサービスです。様々なOSの利用が可能です。 | 負荷に強く、レスポンスが速いクラウドサービスです。 |
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用途 | Solarisで作成された業務システムなど | 業務システム、基幹システムなど | ポータルサイト、ゲームサーバーなど |
CPU | Oracle SPARC S7/M8 OSA2015 Architecture Processor、 Fujitsu SPARC64 XII Architecture Processor、 Intel Xeon Processor | Intel Xeon Scalable Processor Gen2 | Intel Xeon Scalable Processor Gen2 |
OS | Oracle Solaris 11 64bit Oracle Solaris 10 64bit | Linux/Windowsなど | Linux/Windowsなど |
ハイパーバイザー | Oracle VM for SPARC or Solaris11 Kernel Zone | VMware vSphere ESXi | XCP-ng |
ストレージ | エンタープライズ用SSDダブルパリティストレージ。2系統に対し、同期型書き込みを行います。 | エンタープライズ用NVMe SSDダブルパリティストレージを2系統。1系統に対し書き込み、もう1系統に対してストレージ層レプリケーションを行います。RPO最小1時間、スタンバイストレージからのコピーが伴わないため短いRTOでの復元が可能です。 | ダイレクト接続のエンタープライズ用SSDに対し書き込みます。バックアップストレージ(HDD)に対し、RPO最小1時間でレプリケーション(バックアップ)を行います。 |
ネットワーク | グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレス対応可能です。 | グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレス対応可能です。 | グローバルIPアドレス・プライベートIPアドレス対応可能です。 |
リカバリ想定時間(RTO) ※1台破損を想定 | ホスト破損時:別ホストから仮想マシンを手動起動します。 ストレージ破損時:破損した1系統が自動的に切り離されます。同時書き込みではないので、データロスト部分はありません。切り離されるまでのタイムアウトは1〜2分程です。 | ホスト破損時:別ホストから仮想マシンを自動起動(VMwareHA)します。 ストレージ破損時:セカンダリ側のストレージをプライマリに昇格処理して起動します。レプリケーションにより同期できていない部分のデータは失われるため、実行時にはお客様との別途協議が必要です。 仮想マシン単位のデータは、リードオンリーで見ることができます。世代単位で仮想マシンイメージが保存されているため、そのデータをプライマリストレージにコピーすることで、論理的なエラー時の復元も可能です。 | ホストストレージ破損時(一体型のため):バックアップサーバから、1つ1つの仮想マシンを、別ホストに対してクローン(コピー)して、起動します。台数に応じた時間が必要です。 |
管理ツール | OSインスタンスに対して、telnetによるコンソール接続が可能です。 | vCenter Serverを使い、ウェブブラウザで管理を行います。 | XenOrchestraを使い、ウェブブラウザで管理を行います。 |
価格 | 安価 | ||
ストレージIO性能 | 準高速 | 高速 | 超高速 |
データ安全性 | かなり高い | 高い | 普通 |