
インスタンスのブート領域やデータ領域に利用可能

Interconnected Storage 6Gtはクラウドインスタンスのブート領域、データ領域用として使う事ができます。
Private Cloud Dedicated Typeに接続され、ユーザはそのストレージの容量とIO速度、転送速度の範囲で、自由にインスタンスを作る事ができます。インスタンスのリブート時も自動的にそのストレージが選択され、データは永続化されます。
NANDレベルでの冗長機能を持つストレージであるものの、Interconnected Storageが接続されているCompute Nodeの健全性には影響されるため、データの冗長化は別の層で保つことがInfiniCloudのデザインパターンで推奨されています。
インターネットエッジサーバや、データベースサーバのデプロイに最適

Interconnected Storageは、Enterprise Storage等が持つBlock Storage (ESB)に比べると、数千分の1のレイテンシ時間を誇り、IOや帯域幅もあり、さらに共有範囲もCompute Node内に閉じることができるメリットがあります。
そのため、リクエスト数の事前想像が難しいインターネットエッジサーバに向き、上位のロードバランサーサービスを経由して複数のCompute Nodeに分散したインスタンスに配置することで、スムーズにワークロードを分散することが可能です。
また、他社提供の、Virtual Applianceの中には、二系統の冗長配置が容易なVirtual RouterやVirtual Load Balancerなどがあり、ログのバーストライトなどの負荷にも耐えやすいInterconnected Storageは、最適なストレージとなります。
これら意外にも、データベースサーバなどがもつレプリケーション機能により、Interconnected Storageの速度を生かしつつ冗長化を保つデザインパターンはいくつもあります。
(*1) Private CloudのComputeNode層での保証値となり、インスタンス内での保証値ではありません。
スペック
名称 | Inter Connected Storage 6Gt | |||
---|---|---|---|---|
容量 | 3.84TB | 7.68TB | 15.36TB | |
型番 | ES-LDH4 | ES-LDH8 | ES-LDH16 | |
Seq.Read | 6,800MB/sec | 6,800MB/sec | 6,800MB/sec | |
Seq.Write | 5,300MB/sec | 5,600MB/sec | 5,600MB/sec | |
IOPS(read) | 1,000K IO/sec | 1,000K IO/sec | 1,000K IO/sec | |
IOPS(write) | 180k IO/sec | 250k IO/sec | 250k IO/sec | |
IOPS(Read/Write) | 300k IO/sec | 415k IO/sec | 520k IO/sec |
料金表
Interconnected Storage 6Gt
スペック | 月額費用 | 初期費用 |
---|---|---|
NVMe 3.84TB | 12,100 円/月 | 30,250 円 |
NVMe 7.68TB | 20,900 円/月 | 52,250 円 |
NVMe 15.36TB | 41,800 円/月 | 104,500 円 |
注意事項
- 2つ以上の契約でミラーリングを組み合わせることも可能です。
- 6Gtでは最大12本まで搭載可能です。
- 表示価格は全て税込です。また初期費用が別途(月額の2.5ヶ月分)必要です。
- 最低利用期間(1年)経過後は1ヶ月単位のご利用となります。