Proxmox VEとは
Proxmox VE(Proxmox Virtual Environment)は、エンタープライズ仮想化のための包括的なオープンソースサーバ管理ツールです。Webベースのインターフェイスにより、KVMベースの仮想マシンや、LXCベースのLinuxコンテナを効率的に管理できるほか、簡単なコマンドで仮想環境の作成、管理、監視が可能です。
高可用性クラスタリング、ライブマイグレーション、ディザスタリカバリソリューションなど、エンタープライズグレードのさまざまな機能を備えており、さまざまな用途に利用できます。
ProxmoxのサブスクリプションモデルはCPU単位です。
セントラル・マネジメント
ウェブベースの集中管理インターフェイスにより、仮想データセンターに関連するすべてのタスクを管理できます。ウェブインターフェースの全機能はCLIまたはREST APIでも利用可能で、これを利用してタスクを自動化することもできます。
- 使いやすいウェブベースの管理インターフェイス。
- AndroidアプリまたはHTLM5ベースのモバイル版ウェブインタフェースからProxmox VEモバイルにアクセスできます。
- 上級ユーザーは、UnixシェルまたはWindows PowerShellのコマンドラインインターフェイス(CLI)を使用できます。
- JSONスキーマベースのREST APIにより、サードパーティの管理ソリューションと迅速かつ簡単に統合できます。
*Photo credit to Proxmox Server Solutions GmbH
クラスタリング
Proxmox VEは多数のクラスタノードに拡張できます。クラスタスタックは完全に統合されており、デフォルトのインストールに付属しています。
- Proxmox Cluster File System (pmxcfs)、Proxmoxが開発したデータベースドライブファイルシステムの使用。
- ライブ/オンラインマイグレーション機能により、ダウンタイムや明らかな影響を受けることなく、稼働中の仮想マシンをProxmox VEクラスタノード間で移動できます。
- どのノードからでもクラスタ全体のメンテナンス作業を管理できます。
*Photo credit to Proxmox Server Solutions GmbH
柔軟なストレージ・オプション
VM イメージは、NFS や SAN のような共有ストレージだけでなく、単一または複数の ローカルストレージデバイスにも保存できます。ストレージの設定や管理は、制限なく思いのままに行え、Debian GNU/Linux で利用可能なすべてのストレージ技術を使用できます。
- ネットワークストレージの種類 LVMグループ(iSCSIターゲットによるネットワークバックアップ)、iSCSIターゲット、NFS共有、SMB/CIFS、Ceph RBD、iSCSI LUNへの直接アクセス、GlusterFS、CephFS
- ローカルストレージの種類 LVMグループ、ディレクトリ(既存のファイルシステム上のストレージ)、ZFS
バックアップ/リストア
Proxmox VEプラットフォームは、各ストレージおよびゲストシステムのタイプの特性を活用した完全に統合されたソリューションを提供します。
- 選択したノードとゲストシステムに対して、特定の日時に自動的にバックアップジョブを実行するようにスケジュールします。
- Proxmox VEバックアップフォーマットは、VMバックアップを迅速かつ効率的に保存するように設計されています。
*Photo credit to Proxmox Server Solutions GmbH
価格とサポート
表示価格は全て税込です
プラン名 | Community | BASIC | STANDARD | PREMIUM |
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販売価格単位 | 1年/1CPU | |||
価格(1CPU) | ¥26,400 | ¥79,200 | ¥118,800 | ¥237,600 |
価格(2CPU) | ¥52,800 | ¥158,400 | ¥237,600 | ¥475,200 |
価格(4CPU) | ¥105,600 | ¥316,800 | ¥475,200 | ¥950,400 |
契約可能単位 | 1年・2年・3年(※月単位不可) | |||
利用条件 | Enterprise repositoryにアクセス可能 | |||
利用可能機能 | 全機能利用可能 | |||
Proxmox社サポート | Communityでの質問のみ | カスタマーポータルでのサポート | ||
問い合わせ可能回数 | - | 年間3チケット | 年間10チケット | チケット上限なし |
当社による日本語サポート | - | 年間3回まで。 ※Proxmoxのチケットを利用します。 | 年間10回まで。 ※Proxmoxのチケットを利用します。 | 別途、個別お見積が必要 |
サポートオプション | - | - | SSHを利用してのリモートサポート | |
ソフトウェアオプション | - | - | インターネット否接続環境での サブスクリプションキーの有効化が可能 |
注意事項
- 問い合わせ可能回数は1ホストあたりのチケット数となります
- ProxmoxのサブスクリプションモデルはCPU単位です。どのようなライセンスが御社に最適かご不明な点がございましたらご相談ください。
- お見積り依頼の際に、CPUの詳細とご希望の購読数をご指定ください。
お支払い方法
- 全てのプランは請求書でのお支払い(年払い)となります。
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