VMware Private Cloud (VMPC) とは
InfiniCloudのIaaSファブリックの上で、VMwareを利用できる、オンプレミス仮想化基盤からのリフト&シフトに最適なハイパフォーマンスクラウド。
もっともオンプレミス仮想化基盤から移設しやすい専有型クラウド
オンプレ仮想化環境(VMware vSphere環境)と同じくvCenterを利用でき、InfiniCloudのIaaSファブリックの上で月額利用できるVMware Private Cloud。
IPアドレスをそのまま利用できるため、マイグレーションも簡単(*1)。
I/Oパフォーマンスがシビアな環境でも使えるプライベートクラウドです(*2)。
特長・機能

VMware HA
VMware HA(High Availability)は、リソースプール内の仮想マシンを継続的に監視し障害を自動で検出します。ホストサーバーの障害時に、別のホストサーバー上で仮想マシンを自動的に再起動させるので、ダウンタイムを最小化することが可能になります。

マイグレーションが容易
稼働中の仮想マシンを停止せずに、別のホストサーバーへ移動します(オンラインマイグレーション)。リソース状況に応じてマイグレーションしたり、障害時の被害を低減することが可能です。

管理インターフェイス
WEBベースの「vCenter Server」を採用し、効率的な仮想環境の管理を可能にします。ウェブブラウザーで操作ができるので、お客様の手で仮想マシンの管理やご利用状況の確認が可能です。
※アクセスにはSSL-VPN接続が必要です。
他のInfiniCloudサービスとの組み合わせでできること

自律型データガード
Enterprise StorageとBackup Storageを利用し、オートスナップショット機能を設定。データのスナップショット定期的に保持することで、ランサムウェアなどの防御に役立ちます
2系統のEnterprise Storageを利用し、設定した目標リカバリポイント(RPO)に合わせて、ストレージ間のZFSスナップショットレプリケーションを行います。ストレージ障害時に、バックアップストレージに切り替えることでダウンタイムを最小化することが可能になります。また、異拠点にあるESやBSに対して、データレプリケーションも可能であるため、ディザスタリカバリにも対応することが可能です

超高速のストレージ
NVMe SSDで構成された高速・高耐久性を備えた大容量ストレージの「Interconnected Storage」と「Enterprise Storage」を利用可能です。
業務基盤のヘビーワークロードに耐える高速ストレージです。

ネットワーク
コネクティビティサービスのPrivat Connectを組み合わせれば、複数のプライベートネットワークを持ったまま、お客様拠点とL2レイヤーで接続可能です。同一IPを利用したまま、VMwareのvMotionでクラウドマイグレーションが可能となります。
インターネットに公開するためのグローバルIPアドレスはもちろん、Inter Regional Fabricを組み合わせれば、同一IPを利用したまま、異なるリージョンへオフラインマイグレーションしたり、vMotionで拠点間マイグレーションが可能です。
サービスタイプ
Dedicatedタイプ
- お客様専用のコンピューティングサーバーをご用意し、リソースを専有するプランです。
- InfiniCloudのIaaSファブリック上でVMwareが利用できるサービスです。
- VMware vSphere ESXiと、vCenterのラインセンス付きで、VMwareで作られたオンプレミス仮想化基盤からのリフト&シフトに最適です。
- 構築できる仮想マシン数に制限はありません。
- その他、High Response Private CloudやSolaris SPARC Private Cloudとの組み合わせも可能です。
Storage
VMware Private CloudではInterconnected Storageまたは、Enterprise Storageが利用可能です。必要に応じてBackup Storageを追加できます。
料金表
Dedicatedタイプ
VMware vSphere
リージョン | 最低利用期間 | AMD EPYC 4thGen 9004 Series | AMD EPYC 4thGen 9004 Series | AMD EPYC 4thGen 9004 Series | Intel Xeon SP 3rdGen Icelake SP | Intel Xeon SP 3rdGen Icelake SP |
---|---|---|---|---|---|---|
CPU | 64vCPU | 64vCPU | 128vCPU | 48vCPU | 80vCPU | |
メモリ | 384GB | 768GB | 1536GB | 512GB | 1024GB | |
中部 | 1年 | 580,800 円/月 | 798,600 円/月 | 1,350,800 円/月 | 603,900 円/月 | 914,100 円/月 |
中部 | 2年 | 416,900 円/月 | 606,100 円/月 | 1,047,200 円/月 | 453,200 円/月 | 717,200 円/月 |
中部 | 3年 | 361,900 円/月 | 542,300 円/月 | 944,900 円/月 | 403,700 円/月 | 651,200 円/月 |
関東 | 1年 | 592,900 円/月 | 809,600 円/月 | 1,362,900 円/月 | 616,000 円/月 | 926,200 円/月 |
関東 | 2年 | 429,000 円/月 | 618,200 円/月 | 1,058,200 円/月 | 465,300 円/月 | 729,300 円/月 |
関東 | 3年 | 374,000 円/月 | 553,300 円/月 | 957,000 円/月 | 415,800 円/月 | 663,300 円/月 |
関西 | 1年 | 585,200 円/月 | 801,900 円/月 | 1,355,200 円/月 | 607,200 円/月 | 918,500 円/月 |
関西 | 2年 | 420,200 円/月 | 610,500 円/月 | 1,050,500 円/月 | 457,600 円/月 | 721,600 円/月 |
関西 | 3年 | 366,300 円/月 | 545,600 円/月 | 949,300 円/月 | 407,000 円/月 | 655,600 円/月 |
VMware vSphere + Windows Server (Datacenter Edition)
リージョン | 最低利用期間 | AMD EPYC 4thGen 9004 Series | AMD EPYC 4thGen 9004 Series | AMD EPYC 4thGen 9004 Series | Intel Xeon SP 3rdGen Icelake SP | Intel Xeon SP 3rdGen Icelake SP |
---|---|---|---|---|---|---|
CPU | 64vCPU | 64vCPU | 128vCPU | 48vCPU | 80vCPU | |
メモリ | 384GB | 768GB | 1536GB | 512GB | 1024GB | |
中部 | 1年 | 691,900 円/月 | 908,600 円/月 | 1,571,900 円/月 | 686,400 円/月 | 1,052,700 円/月 |
中部 | 2年 | 526,900 円/月 | 717,200 円/月 | 1,268,300 円/月 | 536,800 円/月 | 855,800 円/月 |
中部 | 3年 | 473,000 円/月 | 652,300 円/月 | 1,167,100 円/月 | 486,200 円/月 | 789,800 円/月 |
関東 | 1年 | 702,900 円/月 | 920,700 円/月 | 1,584,000 円/月 | 698,500 円/月 | 1,063,700 円/月 |
関東 | 2年 | 539,000 円/月 | 728,200 円/月 | 1,279,300 円/月 | 547,800 円/月 | 866,800 円/月 |
関東 | 3年 | 484,000 円/月 | 664,400 円/月 | 1,178,100 円/月 | 498,300 円/月 | 801,900 円/月 |
関西 | 1年 | 695,200 円/月 | 913,000 円/月 | 1,576,300 円/月 | 690,800 円/月 | 1,056,000 円/月 |
関西 | 2年 | 531,300 円/月 | 720,500 円/月 | 1,271,600 円/月 | 540,100 円/月 | 859,100 円/月 |
関西 | 3年 | 476,300 円/月 | 656,700 円/月 | 1,170,400 円/月 | 490,600 円/月 | 794,200 円/月 |
注意事項
- 初期費用が別途必要(通常月額の2.5ヶ月分)です。
- 最低利用期間経過後は1ヶ月単位のご利用となります。
- VMware vSphereのエディションはEnterprise Plusとなります。その他のオプション機能が必要な場合はご相談下さい。
- vCenterのウェブインターフェイスによる仮想マシン管理が可能です。別途、Private Connectをご契約頂き、お客様のセグメントにIPアドレスのアサインが必要です。
- ストレージは付属しておりません。Interconnected StorageまたはEnterprise Storageのご契約が必要です。
- ストレージの台数は、お客様のシステムの可用性やサービスレベルに応じて、お客様ご自身でご判断ください。2台以上の場合は、ホスト(物理)サーバー障害時は、vSphere HAにより他のホストサーバーで自動的に仮想マシン再起動が実施されます。
- 仮想マシンのOSライセンス費は含みません(Windows Server Datacenter Edition付を除く)。お客様にてご用意いただくか、弊社にてご用意の場合は別途見積りとなります。
- Windows Serverのライセンスは、Datacenter EditionもしくはStandard Editionのご利用が可能です。
- Virtual Instanceタイプのホスト(物理)サーバー障害時は、vSphere HAにより他のホストサーバーで自動的に仮想マシン再起動が実施されます。
- 最低利用期間が2年および3年契約の場合、当社による審査をさせていただきます。審査結果により1年契約(自動更新)とさせていただく場合がございます。