Open VM Toolsをインストールする
このページではLinuxの仮想マシンに各Linuxディストリビューションからリリースされているopen-vm-toolsをインストール方法をご案内しています。
open-vm-toolsとは、VMware Tools の Linux ゲスト OS 用オープン ソース実装であり、仮想マシンを最適化するためのツールです。VMware vSphere環境では通常VMware Toolsをインストールしますが、VMwareからはopen-vm-toolsの利用が推奨されています。
仮想マシンのゲストOSのパフォーマンスと管理機能の向上のため、ゲストOSのインストール後に、open-vm-toolsのインストールを必ず行ってください。このページでは、「CentOS 7」の場合を例に記載しています。
対応OSについて
Windows Serverでは、open-vm-toolsがサポートされていないため、こちらの手順に沿ってVMware Toolsのインストールを行ってください。
VMware Toolsがインストールされているか確認する
仮想マシンの詳細画面で確認ができます。
左の画像では、まだVMware Toolsがインストールされていないため、「VMware Toolsがこの仮想マシンにインストールされていません。」と表示されています。
仮想マシンを新規作成後は、VMware Toolsがインストールされていないのでインストールしてください。
手順
1.Webコンソールを開く
open-vm-toolsをインストールする仮想マシンの画面を開き、「Webコンソールの起動」をクリックして開きます。
※SSH等でアクセスしても構いません。
2.open-vm-toolsをインストールする
以下のコマンドを実行します。
# yum install open-vm-tools
3.open-vm-toolsを有効にして起動する
以下のコマンドを実行します。
# systemctl enable vmtoolsd.service # systemctl start vmtoolsd.service
以上でOpen VM Toolsのインストールは完了です。