チューターガイド
InfiniCloud AIによる智の循環

InfiniCloud AIには、AIを教育する、教育者「Tutor」という独自の考え方があります。
教育者(Tutor)は、InfiniCloud AIを教育し社内の情報を教え、特定ドメインに特化したAIにします。このことで、InfiniCloud AIが特定ドメインの再整理をして知識を蓄え、解釈することで、InfiniCloud AIの利用者(この場合はLearner)が円滑に特定ドメインの知識を学ぶことができます。
教育者は、直接、生徒である人に教えることもできますが、実際の会社の現場では、OJTであったり、その場にならない限り教えることは難しいのが実状です。また、生徒となる人を同時に集めることも難しいのが現実です。そこでまずは、ドキュメントをAIに読み込ませたりして、AIを中間的な教師とすることで、新入社員が気兼ねなく、AIに向かって様々な会社の問題を聞くことができるようになるのです。
こうしてAIから学んでいった新入社員は、OJTでも仕事を覚えていき、いつしか教育者「Tutor」の立場になります。情報がInfiniCloud AIに蓄積されていくのです。
InfiniCloud AIに蓄積された知識は、Fine Tune機能により「知恵」に昇華し、組織独自の知能=AI:Artificial Intelligenceに変わっていきます。それがPrivate AIの最大の特長です。
またInfiniCloud AIは、ランゲージモデルを差し替え可能にしています。ベースとなるランゲージモデル毎に性格をもちますが、将来ベースモデルが異なっても、これ毎にFine Tuneすることができるので、蓄えた情報が無駄にならずにすむメリットもあります。