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使い方
利用者、管理者、開発者それぞれの立場から、InfiniCloud AI の使い方を紹介します。
利用者の使い方
使い慣れたチャット型の画面で利用できます。
- 知能ドメインを選ぶ使いたい分野の知能ドメインを選ぶと、AIがその分野の専門家として振る舞います。表示されるのは、利用を許可されたドメインだけです。
- いつもの言葉で質問するスレッドごとに分野別の会話をまとめられます。パーソナライズを有効にすると、これまでのやり取りから利用者の立場を踏まえて回答します。
- 根拠をたどる回答の出典リンクから、根拠となった文書の原文を確認できます。
- ワークフローを実行するコマンドやメニュー、または「このフォルダを要約して」のような自然な言葉で、登録済みのワークフローを呼び出せます。実行前に必ず確認画面が表示され、成果物はフォルダに保存されます。
ゲストモードでは、会話がサーバーに蓄積されません。
管理者の使い方
知能ドメインの作成から運用までを、管理画面で行えます。
| 作業 | 内容 |
|---|---|
| 知能ドメインを作る | 部署や案件ごとにドメインを作り、パーソナリティ(役割・口調・禁止事項)を設定します。 |
| 知識を投入する | PDF・Word・Markdown・HTML・URLを投入します。ZIPでの一括投入もできます。取り込みと索引の状態は画面で確認できます。 |
| 権限を設定する | どのユーザー・グループ・ロールがドメインを使えるかを設定します。SSOやLDAPと連携できます。Enterprise Control/Suite |
| モデルを割り当てる | LLMプールに登録したモデルを、用途やドメインごとに割り当てます。 |
| プラグイン・MCPを設定する | 専門データベースの検索エンジンや、MCP連携を管理者が承認して有効にします。 |
| 学習させる | 知識が蓄積された段階で、ファインチューニングを実行します。Enterprise Suite |
| ログを確認する | 監査ログ・タスクログで、操作の履歴を確認します。 |
回答の質を上げる、知識の整え方
AIの品質は「つなげば賢くなる」のではなく、「データを整えるほど賢くなる」ものです。
| 形式 | おすすめ度 | ポイント |
|---|---|---|
| Markdown/HTML | ◎ | 見出し・表・リストの構造が明確で、そのまま質の高い知識になります。一次形式として最もおすすめです。 |
| Word(.docx) | ○ | 見出しスタイルを正しく使っていれば、質の高い知識に変換できます。見た目だけの見出しは構造が読み取れません。 |
| △ | 3つの方法で読み取って検証しますが、段組や表のレイアウトが崩れることがあります。精度の確認とあわせて使ってください。 |
- 旧版・重複・下書きの文書を混ぜないことが、誤答を防ぐ一番の近道です。
- 確認済みの一次情報(正本)と、AIが作った成果物は分けて管理してください。
- 版の入れ替えルールを決め、常に最新版だけを置く運用をおすすめします。
開発者の使い方
OpenAI互換APIで、既存のアプリやAIエージェントから呼び出せます。
OpenAI向けに書かれたコードやSDKは、base_url
を差し替えるだけで動きます。モデル名に知能ドメインを指定すると、そのドメインの知識を使って回答します。
from openai import OpenAI
client = OpenAI(
base_url="https://ai.example.jp/v1",
api_key="YOUR_KEY")
r = client.chat.completions.create(
model="infini/sales-domain",
messages=[{"role": "user", "content": "..."}])
Codex、Claude Code などのAIコーディングエージェントからも、同じAPIで自社の知能を呼び出せます。
接続先URL・モデル名は例です。実際の値は導入環境によって異なります。
セットアップの流れ(自社のサーバーに導入する場合)
付属のコマンドラインツールで、インストールから起動までを順番に進められます。前提条件の点検ツールが不足を見つけ、必要な対処を提示します。GPUの機種ごとの標準設定はプロファイルを選ぶだけで適用でき、閉域(Air-Gap)環境ではアプリとモデルをUSBメモリから導入できます。
詳しい手順はマニュアルをご覧ください。
