DimensionPlusの構成例
DimensionPlusの構成例
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次のような構成でサーバーシステムを作成したいとします。
サービス用のWEBサーバー、DBMSはともに二重化し、これに加えてメールサーバーと、テスト用のWEBサーバー、DBMSサーバーがある構成です。
物理サーバーで構成する場合、通常、これらのマシンはすべてRAID1の構成で用意し、サーバーは7台購入します。
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DimensionPlusの仮想サーバー構成で設計する場合も物理サーバーと同じように設計はします。しかし、これらの実際の物理ネットワーク図は次の図の通りです。
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DimensionPlusのシステム構成の基本は、仮想サーバーを収容して駆動させるホストサーバー数台と、仮想サーバーのディスクを収容するストレージサーバー、そしてこれらを管理する管理サーバーです。
ホストサーバーはディスクレスでよいため、高価なRAIDカードや、ホットスワップベイを必要としません。
SAN(Storage Area Network)上にあるストレージサーバーは、システムの要になるため、ディスク信頼性を重視し、利用状況に応じてサイズや速度を想定したサーバーにします。
リソースさえ十分であれば、このセットにもっとたくさんのサーバーや、別サービス用のセットを収容することもできます。