仮想マシンの管理
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スナップショットの削除

このページではXen Orchestraの管理画面から、スナップショットを削除する方法をご案内しています。

スナップショットには下記の2種類があります。

ユーザーが作成したスナップショットの削除

1.対象の仮想マシンを開く

メニューの「HOME」から「VMs」を選択すると、仮想マシンの一覧が表示されます。一覧からスナップショットを削除したい仮想マシンをクリックします。

対象の仮想マシンを開く

2.スナップショットを削除する

「Snapshots」タブを開きます。

スナップショットを削除する

スナップショット名と作成日を確認し問題がなければ、ゴミ箱マーク(Remove this snapshot)をクリックします。
※システムで自動作成されるスナップショット(名前の頭に[XO Backup ...]がついているもの)は削除しないでください。

スナップショットを削除する

システムで適切に削除されていないスナップショットの削除

ユーザーが作成したスナップショットや、バックアップ時に自動生成したスナップショットが、適切に削除されずに内部的に残ることがあります。多くは上記の結合処理結果、削除するはずだったものが、結合処理が終わっても削除されずに残ったものだと考えられます。この適切に削除されなかったスナップショット用の差分ディスクイメージは、仮想マシンとの結びつきが失われている事が多いため、仮想マシンの管理画面のスナップショット一覧には表示されません。

この残された差分ディスクイメージも、ローカルストレージの残り容量の圧迫をしてしまうため、ローカルストレージのディスクの一覧から、適切に削除されなかったスナップショットが存在するか確認し、消去する必要がある場合があります。

削除の判断基準について

ストレージの一覧から該当のストレージを開き、「Disks」タブから不要なスナップショットを削除します。不要なスナップショットの削除の際は以下の2点を確認してから行ってください。

  • スナップショットである(「Name」にカメラアイコンが付いている)
  • 「VMs」欄が空になっている(仮想マシンに紐付いていないスナップショットである)
  • ご注意
    • 作業中にシステムにバックアップ処理が走ると、差分ディスクの結合作業の邪魔をする場合があります。そのため、当該のVMをなるべくバックアップ対象から除外してから処理を行ってください。
    • システムにより、利用中(稼働中)のディスクは原則、「ロック」されているため、現時点で稼働しているVMのディスクは削除できないようになっています。そのため、ここで削除できるディスクはあくまで現時点で利用していないものと考えられますが、この作業は「ディスクの削除作業」となるため、万一の可能性も考え、本システムとは別の手段による最低限のデータ保護をしておくことをお勧めします。(例:ファイルを別のサーバに転送しておく、DBのダンプを別のサーバにコピーしておく、等)

1.対象のローカルストレージを開く

メニューの「HOME」から「Storages」を選択すると、ストレージの一覧が表示されます。一覧から空き容量を確保したいストレージをクリックします。

対象のローカルストレージを開く

2.スナップショットを削除する

「Disks」タブを開きます。

スナップショットを削除する

スナップショット名を確認し問題がなければ、ゴミ箱マーク(Delete selected VDI)をクリックします。

スナップショットを削除する

これらの無名スナップショットが大量に発生する場合、右下の検索バーに下記の物を入力することで絞り込むことができるので、安全に削除が出来ます。

type:!VDI-unmanaged type:VDI-snapshot $VBDs:!""
スナップショットを削除する

削除されたスナップショットの統合処理

スナップショットの結合処理(coalescing)は、自動的に行われ、Advancedタブで見ることができます。

Depthカウントが多い程、実際にはまだスナップショットのバッキングストアが統合されていないことを意味しています。結合処理はスナップショットが削除された直後に開始し、Rescanボタンで強制的に始めることも可能ですが、1つのストレージにつき1つづつしか結合処理は行われません。Depthが中々減らない場合は、Rescanボタンで強制的に開始することもできますが、レプリケーションの度に生まれているため、バックアップの頻度が短すぎる可能性があります。バックアップ頻度の変更は、当社サポート、ないしは担当営業までお問い合わせください。

スナップショットの結合処理

 

 

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