InfiniCloud® AI活用事例
「特定の人しか答えられない」を、なくす。
特定の人しか答えられない」を、なくす。InfiniCloud® AIは、社内にすでにあるドキュメントを出発点にします。マニュアル・議事録・FAQ・規程が揃っているのに使われていない領域ほど、効果が出ます。ここでは代表的な活用パターンを、課題・解決・効果の順にご紹介します。
導入検討のきっかけ
次のいずれかに当てはまる業務が、最初の適用領域になります。
特定の社員に知識が集中している
その人が不在だと業務が止まる。退職リスクが業務リスクになっている。
FAQや規程はあるのに使われていない
どこに何が書いてあるか分からず、結果として人に聞いている。
同じ問い合わせが繰り返し発生する
情シス・総務・人事に定型的な質問が集中し、本来の業務を圧迫している。
機密性が高くPublic AIに載せられない
契約書・人事情報・設計情報・顧客データを扱うため、外部送信ができない。
01. 社内業務の効率化
既存ドキュメントを知識として投入するだけで始められる、導入初期の定番領域です。
CASE 01
全社横断ナレッジ検索
課題 マニュアルや議事録が部署ごとに散在し、情報が属人化している。
解決 自然文で質問するだけで関連ドキュメントを横断して要点を回答。正確なキーワードを知らなくても情報に辿り着けます。
CASE 02
ヘルプデスクの一次対応
課題 情シス・総務への定型的な問い合わせに工数がかかり、本来の業務に手が回らない。
解決 社内規定やFAQを知識化し、一次窓口として24時間対応。担当者は判断が必要な相談に集中できます。
CASE 03
AI研修トレーナー
課題 新人教育の品質が、教える人によってばらつく。
解決 研修資料を知識化し、基本的な質問にはAIが回答。教育品質を均一化し、立ち上がりを早めます。
CASE 04
カスタマーサポート補助
課題 製品FAQ・返品ポリシー・操作手順を、毎回担当者が複数の文書を調べて対応している。
解決 FAQと対応手順をナレッジ化。担当者の経験によらず、即座に正確な対応方法を参照できます。
CASE 05
提案書・営業資料の作成支援
課題 提案書作成や過去事例の探索に時間がかかり、商談準備が遅れる。
解決 提案テンプレート・競合比較・過去事例をAIが即時参照し、自社の型に沿った下書きを用意します。
CASE 06
議事録・報告書の要点整理
課題 議事録や技術レポートが蓄積される一方で、読み返されず活かされない。
解決 要点を抽出し、次のアクションアイテムまで整理。情報整理の時間を短縮し、意思決定を早めます。
02. 専門業務での活用
機密性が高く、Public AIには載せられない領域。Private AIだからこそ扱えます。
法務
契約書レビュー
支援自社の契約審査基準と過去の修正履歴を学習させ、リスク箇所や自社標準からの逸脱をチェック。最終判断は人が行う前提の、レビュー前の下読みとして機能します。
開発
仕様書からのテストケース生成/脆弱性の観点出し
仕様書やソースコードを外部に出さずに扱えるため、設計情報を含む資産でも安全に活用できます。網羅すべき観点の洗い出しを支援します。
人事・総務
規程改定の差分整理と社内周知
新旧規程を比較して変更点を一覧化し、社員向けの周知文まで下書き。就業規則・経費精算・稟議フローの問い合わせにも一次対応します。
保守・運用
障害対応ナレッジの継承
過去のトラブル対応記録と運用ログを知識化し、症状から想定原因と対処手順を提示。ベテランの経験を組織の資産に変えます。
03. 定型業務を「部品」にして配る
AIの使い方そのものをSkillとして登録し、部署に配布できます。ファイルを置いてコマンドを1つ実行すれば、成果物がファイルとして残ります。実行前に必ず確認を挟むhuman-in-the-loop設計です。
議事録の自動整形
録音起こしや手書きメモを、決定事項・宿題・期限に分けた社内フォーマットへ整形。
フォルダ一括要約
案件フォルダを丸ごと読み込み、資料横断の要約と論点リストを1ファイルで出力。
新旧規程の差分表
改定前後のドキュメントを比較し、条文単位の差分表を自動生成。
証拠が揃うまで答えない
いずれのケースも、回答中の主張は証拠レコードと紐づき、[1][2] の出典リンクとして辿れます。根拠を後から説明する必要がある業務でも使えるのは、この仕組みがあるためです。
04. API連携で業務システムに組み込む
チャットUIを使わず、既存システムの裏側でAIを動かす使い方です。
OpenAI互換APIを提供しているため、base_urlを差し替えるだけで既存のSDKや開発資産がそのまま動きます。従量課金がないため、呼び出し回数を気にせず組み込めます。
自社SaaSへの組み込み
製品サポートチャットボット、FAQ検索、機能レコメンドを高度化。コスト予測が立つため、全ユーザーへ開放できます。
既存業務システムの拡張
ワークフロー・グループウェア・CRMから知能ドメインを呼び出し、入力補助や自動分類に利用します。
バッチ処理での大量処理
問い合わせ履歴の分類、大量文書のタグ付け、日次レポートの生成など、人手では回らない量をまとめて処理します。
▲ API連携の構成図はじめ方 ─ 小さく試して、広げる
全社展開から始める必要はありません。1つの知能ドメインから始め、成果を確認しながら広げていくのが定石です。
PHASE 01
1ドメインでPoC
問い合わせが最も多い領域を1つ選び、既存ドキュメントを投入してRAGで検証します。
PHASE 02
部署へ展開・学習
利用ログから不足知識を補い、蓄積が進んだ段階でFine-Tuneを実施して精度を高めます。
PHASE 03
メイン追加・API連携
他部署のドメインを追加し、必要に応じて業務システムからAPIで呼び出します。
